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The Fiction Animal ミツマタ・ハナアルキ(鼻行類)

      2016/10/31

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ミツマタ・ハナアルキ(Three stick Rhinogradentia)

ミツマタ・ハナアルキ(鼻行類)

上記画像は、当サイトが作成したものです。個人商用問わずフリー素材としてご自由にお使いください。 

基本データ

分類:哺乳類
分類:鼻行目 ミツマタハナアルキ科
分布:自然界には存在せず
全長:体長12~16センチ

詳細

南太平洋に存在したハイアイアイ群島に生息していた生物。軟骨と海綿体でできた鼻を歩行や捕食等に使用する独自の特徴を持った鼻行類という生物群で、全14科189種からなるハイアイアイ群島固有の生物だった。

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1942年にスウェーデン人探検家エイナール・ペテルスン=シェムトクヴィスト (Einar Pettersson-Skämtkvist) によって発見され、記録に残された。しかし、1957年にハイアイアイ群島沖200kmで行われた水爆実験により、その衝撃による地殻変動が発生。島に生息する鼻行類もろとも、ハイアイアイ群島が海中に沈み絶滅をしてしまった。

しかし、第二次世界大戦中にハイアイアイ群島に駐留していた旧日本軍人が、この生物を終戦後日本に持ち込んでいたことが明らかになる。そして1981年、旧日本軍人の息子が奄美王島の自宅で飼育していることが判明。自宅から鼻行類のミツマタ・ハナアルキ8匹が見つかり、種の存続が判明した。

その後、研究機関などによる繁殖と保護がおこなわれ、現在214匹のミツマタ・ハナアルキが存在している。

鼻行類は後ろ脚が退化している種が存在していたが、ミツマタ・ハナアルキは後ろ脚が残っている。しかしほとんど機能はしていない。名前の由来になっている三股の鼻を使って歩行し、歩行時には尻尾を振ってバランスをとっている。寿命は飼育下で6~8年、主に昆虫を捕食する。

 

※当カテゴリ『架空生物図鑑』の動物及び情報はフィクションです

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