バイオニックアームを持つモデル NYFWのランウェイに出演することが決定!
バイオニックアームという電動式の義手を持つモデルがアメリカにいる。
そのモデルは、アメリカ・ニュージャージー州ウッドベリーのレベッカ・マリーン(Rebekah Marine)28歳。
彼女は生まれながらにして右腕がなかった。幼いころからモデルに憧れていたレベッカはモデルを目指すも、その右腕が原因で全く相手にされることはなかったという。
しかし6年前、彼女が22歳の頃に電気信号で動作するバイオニックアームという義手に出会う。これが彼女にモデルとしての成功を与えることとなったのだ。
現在彼女が着用しているバイオニックアームは、高度なジェスチャー制御技術を組み込んだもので、腕の付け根の筋肉から発せられる電気信号を感知し動作する仕組みになっている。
こちらはレベッカが、自身のバイオニックアームを紹介する動画
動画:youtubeより『Rebekah Marine demonstrates her bionic arm, Feb. 23, 2015』
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バイオニックアームを手に入れた彼女は、モデルとしても道を再び歩みだした。
ブライダルなどのカタログに掲載され、今年2月にはニューヨークのファッションショーのランウェイを歩いたのである。
そしてこのたび、「世界で最もスタイリッシュな人しか立つことができない」とまで言われるニューヨークファッションウィークに出演することが決まった。このニューヨークファッションウィークは数日間にわたって開催されるファッションの祭典で、日本はもとより世界中のバイヤーやメディアが注目しており、世界中から様々なファッションブランドが集結する。
レベッカは9月13日におこなわれるイタリアのファッションブランド「FTL Moda」のランウェイでウォーキングを披露することになる。
via:dailymail(英語)