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胎盤から分泌された物質が原因 ラブラドールレトリーバーから緑色の子犬が誕生

   

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品種改良により大型なものから小型もの、様々な特徴を有する種類が存在する犬。
しかし、このたびイギリスで緑色をした子犬が誕生した。

ラブラドール・レトリーバーから生まれた緑色の犬

その犬が産まれたのは、イギリスのランカシャー州。飼い主のエレイン・クーパー(Elaine Cooper)56歳とその夫マーク(Mark)46歳によると、夫婦が飼っている2歳のラブラドール・レトリーバー、ミリー(Milly)が生んだという。

ミリーが生んだ子犬は5匹。4匹がオスで1匹がメスだったのだが、そのメスだけ他の子犬と明らかに毛色が違ったのだ。

その時のことを、夫婦はこう語る。「他の子犬は金色をしていました。しかし一匹は色が違ったのです。当初は黒色のラブラドールだと思いましたが、ミリーが産後、その子犬を舐めているうちに、緑色をしていることが分かりました」

胎盤から分泌された物質が原因 ラブラドールレトリーバーから緑色の子犬が誕生

そう、その子犬は緑色だったのである。母犬であるミリーの毛色は茶色。そもそも緑色の犬など聞いたことがない。

子犬が緑色になった原因はビリベルジン

今回、子犬が緑色の状態で誕生した原因は、犬の胎盤から分泌されるビリベルジンという胆汁色素とみられている。このビリベルジンが羊水と混ざり、子犬を緑色に染めたのだ。

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胎盤から分泌された物質が原因 ラブラドールレトリーバーから緑色の子犬が誕生

子犬を緑色に染めたのはビリベルジン

このケースは非常に珍しいものだが、過去にも報告されている。2005年にはアメリカ・カリフォルニア州のゴールデンレトリーバーから誕生し、その子犬はワサビと命名された。2012年にはイギリスのラブラドールレトリーバーから誕生し、その色からハルクと名付けられた。2014年にもスペインで確認されている。

今回誕生した子犬は、シュレックのフィオナ姫から名前をとり、フィフィ(Fifi)と名付けられたそうだ。

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子犬の健康面には問題なく、数週間もすれば他の兄弟と同じ金色に戻るそうで、夫婦はフィフィが成長した段階で人に譲る予定だそう。

 

via:dailymail.co.uk(英語)

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