8歳の少女へのカラスの恩返し
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カラスは一般的に頭の良い生物と言われている。
仲間同士でコミュニケーションをとったり、道具を使うことだって容易にやってのける。
今回紹介するのは、そんな高度な知能をもったカラスと8歳の少女との不思議な関係だ。
話の始まりは4年前の2011年に遡る。当時4歳だった女の子ガビは、ある時食べていた食べ物をを落としてしまった。
その瞬間、素早い速度でガビが落とした食べ物を奪っていく動物がいた。
そう、カラスである。
はじめは驚いたガビだったが、それからカラスにエサを与えるために学校給食の残りを持ち帰るようになった。
カラスもエサをくれるガビを覚え、スクールバスで帰ってくるガビの帰りを待つようになったのである。
それにガビは喜び、カラスにエサを上げることが習慣になっていった。
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カラスへのエサやりが習慣化しところから、ガビに贈り物が届くようになったのだ。
それはイヤリングやネジ・光沢のある石など。
そう、カラスがエサをくれるガビに恩返しするように、贈り物を届けるようになったのである。
それは価値の無いものかもしれないが、ガビにとってそれらは宝物となった。
ガビは大切に保管し、日付別にコレクションをしており、この微笑ましい関係は現在も続いているという。
動画:裏庭でエサを与えるガビと電線でエサを待つカラス youtubeより
出典:BBC (http://www.bbc.com/news/magazine-31604026)
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