「俺はサメに触るぞぉー!」 巨大ホオジロザメを「いい子いい子」する命知らず
時として人間を襲う獰猛な海の捕食者サメ。
映画「ジョーズ」の影響もあり、恐ろしいサメというとホオジロザメを真っ先に思い浮かべる人が多いだろう。
そんなホオジロザメにタッチするという、心臓が止まりそうな瞬間が撮影された。
海の捕食者ホオジロザメいタッチする命知らずなダイバー
ホオジロザメとのタッチが撮影されたのは、メキシコ・グアダルーペ島沖の海。この海は、獰猛なホオジロザメが多く生息している海域である。
ホオジロザメは通常15フィート(約4.6メートル)にもなる大型のサメだが、この海には通常サイズを大きく上回る6メートル近い巨大ホオジロザメがいるのである。
その巨大ホオジロザメと海中で向かい合えば、人間など瞬く間に肉塊にされてしまう。そのため、撮影は鉄製のケージにダイバーが入る形で撮影された。
ダイバーたちのもとにやってきた巨大ザメ。しかし、サメは人間を食料として見ている。このような状態でケージから腕を出せば、鋭い歯でひきちぎられてしまう。そこで、、ロープを括り付けた餌でサメの注意をダイバーからそらしたのだという。
そしてサメがおとりの餌に気を取られている隙に、ダイバーはホオジロザメの鼻先にタッチをしたのである。
その瞬間を撮影した写真がこちら。
写真はロシア・モスクワの写真家ドミトリー・ヴァシアノヴィッチ(Dmitry Vasyanovich)47歳によって撮影された。
この写真は海洋保護のための映像撮影中に撮られたものだそうで、ダイバーたちはサメが周りをうろつくケージの中に1日6時間。それを3日にわたっておこなったという。
via:dailymail(英語)