長さ15センチ! アメリカのビーチで巨大ザメ「メガロドン」の歯が見つかる!
2016/10/31
アメリカ・ノースカロライナ州のビーチで巨大なサメの歯が発見された。
その歯は、長さが6インチ(約15センチ)もある巨大なもので、約150万年前に絶滅した全長60フィート(約18メートル)にもなるといわれる巨大ザメ「メガロドン」のものとされている。
その歯は、既に化石化しているが、生きていた時を彷彿させる鋭く尖った形状をしている。
発見者であるダニー・ブランド(Danny Bland)は、地元メディアのWITN-TVのインタビューに対して「宝くじで一等をとったような気分だよ」と語っている。

メガロドンは軟骨魚類のサメであるため、化石は歯の部分しか残らない。そこで、大きさはホオジロザメの歯の大きさとの比較から推測している。
そのため大きさには諸説ある。図の上二つ(グレーと赤)がメガロドン(19mと15m)、紫が現存する最大の魚ジンベイザメ(11m)、緑がホオジロザメ(6m)
ノースカロライナ州のビーチにおいて、海岸に打ち上げられたサメの歯を見つけることはそれほど難しくないそうだが、メガロドンの歯となると非常に希少だという。
メガロドンの和名はムカシホオジロザメと言われ、ホオジロザメに近い存在だと言われている。また、現在も生きているのではないかという生存説を主張する者も存在している。もしこんな巨大なサメに海で出会ったなら、どんなに大きな船に乗っていたとしても安心はできない。
via:The Dodo(英語)