戦争で手足を失った英雄たちの写真 写真集として11月15日に販売開始!
戦争で手足を失った英雄たちの素晴らしい写真を撮影するカメラマンがいる。
それは写真家のマイケル・ストークス(Michael Stokes)52歳。彼は3年ほど前から、戦争で負傷し退役軍人となった人物の写真を撮影している。
その後、マイケルは撮りためた写真を出版するためにクラウドファンディングで資金調達をおこなう。すると、わずか2日間で目標額の4万8250ドル(約600万円)を達成、最終的には目標額の10倍以上にあたる41万1134ドル(約5000万円)を調達するという大反響を得たのである。
そして、今月15日(2015年11月15日)についにハードカバーの写真集として出版されることになった。
こちらの写真は、湾岸戦争で両腕を失ったメアリー・デイグ(Mary Dague)
BT・ウルエラ(BT Urruela)
レドモンド・ラモス(Redmond Ramos)
ブライアン・アンダーソン(Bryan Anderson)
写真を撮り始めたきっかけは、一人の退役軍人との出会い
マイケルが、負傷して退役した軍人の写真をシリーズとして撮影するようになったのは、26歳の米海兵隊アレックス・ミンスキーという退役軍人を撮影したことがきっかけだという。
アレックスは、アフガニスタンに派遣されていたのだが、トラックで移動中に道路脇に設置されていた爆弾が爆発。
足を失うとともに、アゴの骨折や外傷性脳損傷を負った。治療を終え、回復した後もアレックスはうつ病やアルコール依存症に苦しんだのだが、自分自身を立ち直らせるためにジムでトレーニングを開始。
そして、偶然撮影することとなったマイケルにたくましい筋肉とタトゥーを誇らしげに披露したのだという。その姿を見て、まるで障害を感じさせない強靭な体に、マイケルは心を動かされた。
それからというものの、マイケルは負傷した退役軍人の写真をシリーズとして撮影するようになったそう。
こちらが、マイケルがこうした写真を撮影するようになるきっかけを作ったアレックス・ミンスキー(Alex Minsky)
その他の写真
こちらは米アマゾンの写真集販売ページ:『Always Loyal Hardcover』
via:dailymail(英語)