中国の道路工事現場から、2頭の巨大な恐竜の化石(ルーフェンゴサウルス)発見
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先日、中国の道路工事現場から2頭の恐竜の化石が発見された。
その化石は、1億8千年前のジュラ紀前期に中国の大地を歩いていた「ルーフェンゴサウルス(Lufengosaurus)」の仲間と考えられている。
中国の工事現場で発見された恐竜の化石
その化石が見つかったのは、中国・雲南省の禄豊県でおこなわれていた道路工事現場。
現場からは2頭の恐竜の化石が発見され、1億8千年前のジュラ紀前期に中国に生息していた「ルーフェンゴサウルス・マグヌス(Lufengosaurs magnus)」と「ルーフェンゴサウルス・フェネイ(Lufengosaurus huenei)」という古竜脚類の恐竜と見られている。
ルーフェンゴサウルス・マグヌスの化石は、背骨と完全な後ろ足が残っていたものの、残念ながら頭部の化石は天候などの影響で浸食を受けて、無くなってしまった可能性が高いとされている。研究者によると、この化石の恐竜は生きていた時には全長が約30フィート(9メートル)ほどあったとしている。
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また、もうひとつの、ルーフェンゴサウルス・フェネイの化石は、尾と足の部分の発見された。
発見現場は、現場保全のための施設建築が検討されている。
2頭の恐竜は500メートルほど離れた距離から見つかっており、現在その場所の工事は中止されている。
発掘現場は、博物館などの施設建築の話しが持ち上がっているそうで、当初予定していた道路をこの発掘現場から迂回させる可能性があるそうだ。
via:dailymail(英語)
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