ヨガの達人になれば刑期短縮! インドの刑務所でヨガ更生プログラム導入!
2015年6月21日、この日は国連によって定められた「国際ヨガの日」を初めて迎えた日である。
そんな「国際ヨガの日」からインドのある刑務所において、奇妙な囚人更生プログラムが開始された。それはヨガの達人になれば、刑期が短縮されるというヨガ更生プログラム。
ヨガの達人になった囚人は刑期を3ヶ月短縮
その奇妙な取り組みが導入されたのはインドのマハーラーシュトラ州プネーにあるイェラワダ刑務所(Yerawada jail)。
この刑務所において、国際ヨガの日を迎えた6月21日より試験的に、ヨガを使った取り組みが開始されたのである。この刑務者は軽犯罪を犯した囚人が収容されている刑務所で、受刑者はインストラクターからヨガの訓練を受ける。そして特定の期間の終わりにヨガの試験をおこなうのだそう。その結果、ヨガ試験に合格した囚人には刑期の3ヶ月短縮が認められるというのだ。
既に500人もの受刑者がヨガのトレーニングを受けているそうで、既に数人の受刑者は兵舎におけるヨガ・インストラクターのレベルに達しているそうだ。
このプログラムの立ち上げをおこなったブーシャンクマー・ウパディエイ(Bhushankumar Upadhyay)は、「ヨガは肯定的な思考をもたらし、受刑者に変化を与えます。ヨガは魂と体を接続するとても効率的な運動なのです。」と語る。
例え3ヶ月とはいえ、刑期が短くなるのなら受刑者達は必死になってヨガを学ぶのだろう。いつの日か刑務所から、とてつもないヨガマスターが誕生するかもしれない。