これが本当のコンクリートジャングル? パリにある植木鉢だらけのマンション
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フランス・パリに周囲から注目を集めているマンションがある。
そのマンションには大量の植木鉢が設置されており、フラワータワー(Flower Tower)と呼ばれている。
植えられているのは竹
このマンションは、デザイナーのエドゥアール・フランソワ(Edouard François)がデザインしたもので、400万ユーロ(約5億2千万円)で2004年に完成した10階建ての分譲マンションである。
マンションの外側には大量の植木鉢が設置されており、竹科の植物が植えられているのだ。
その数はなんと380鉢。竹が採用された理由としては、アレルギー反応が出にくく、風によってすれる音が心地よいからだという。
植木鉢は落下しないようにマンションに埋め込まれている
このマンション一見すると、何かの拍子に植木鉢が落下して危険なように思えるが、ちゃんと安全面も考慮されている。
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植木鉢はバルコニー部分に埋め込まれるような状態で設置されているため落下するようなことがないように設計されているのだ。また、竹への水やりは、雨水が自動的に鉢に流れ込むような仕組みとなっているため、日常における世話も必要ないという。
建物を管理している団体の広報は「住民は竹の歯が風になびく優しい音や、グリーンカーテンのように植物によってフィルタリングされた優しい木漏れ日を楽しむことができます」と語っている。
竹であれば、冬に葉が枯れて大量の落ち葉が発生するという心配もないので、なかなかいいアイディアだ。
via:dailymail(英語)
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