世界各国が開発していたスパイカメラ! タバコ型や時計型、ピストル型まで
現在はデジタルカメラが主流となりカメラは小型化、一般人でも腕時計型やメガネ型などのカメラを簡単に購入することができるようになった。
しかし、デジタルカメラが流通する前はフィルムを使ったカメラが主流であり、フィルムを入れるスペースの関係上どうしても大きなものになりやすかった。しかし、第二次世界大戦前後の世界では各国が生身の人間によるスパイを使って情報戦を繰り広げていた。そんな中で、相手国に知られることなくスパイ活動をおこなう上で重宝されたのが、タバコケースや時計などに偽装したスパイカメラである。
今回は、世界各国が開発していた様々なスパイカメラを紹介する。
各国が工夫をこらして開発した様々なスパイカメラ
タバコ(ラッキーストライク)型
こちらはタバコ型のカメラ。アメリカが1940年代後半に開発した
懐中時計型カメラ
1904年に作られた懐中時計型カメラ。文字盤部分を開けるとカメラになっている
腕時計型カメラ
1948年に作られた腕時計の裏面がカメラになっているにレンズが付いているカメラ。着用している状態ではカメラとはわからない
懐中時計型カメラ02
1886年に女性エージェントが使用したとされる懐中時計型のカメラ
ガンカメラ
こちらは1954年に日本が開発したカメラ。日本警察によって使用され16ミリフィルムによる撮影が出来る
ガンカメラ02
こちらも日本が開発したガンカメラ。1952年に開発されたもの
本型カメラ
1888年にドイツが開発した本型のカメラ
洋服の内側に隠すタイプのカメラ
1886年に開発されたカメラ。衣服の内側に入れボタンの穴からレンズを出すようにして撮影した。
指輪型カメラ
1981年にイタリアが開発した指輪型のカメラ
ラジオ型カメラ
ロシアが開発した携帯ラジオ型のカメラ
特殊タイプ
こちらはフランスが開発したカメラ
特殊カメラ02
ニューヨークの警察が1911から1924年頃に使用したとされているコンパクトなカメラ
懐中時計型カメラ03
1886年に作られた懐中時計型のカメラ。こちらは、珍しいタイプで写真乾板という板に画像を現像した
懐中時計型カメラ04
1894年に開発された懐中時計型のカメラ
双眼鏡型カメラ
1896年に開発された双眼鏡型のカメラ。フランスとイギリスが開発した。
via:dailymail(英語)