夜の乗馬もこれで安心? 馬用の安全灯「テール・ライト・ライダー・システム」
日本では道路を馬で走るということはなかなか無いが、海外では馬に乗ってパトロールをする騎馬警官など、日本よりも馬が一般的な存在の国がある。
しかし、車が発達した現在。自動車と馬の交通事故も度々発生しているそうで、このたび馬のためのテールランプが開発された。
動画:kickstarterより『Tail Lights Rider Safety System』
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そのライトはアメリカ・ミシガン州のテールライト株式会社(Tail Lights, Inc.)が開発した「テイル・ライト・ライダー・システム(Tail Lights Rider System)」。
代表のサミ・グロ(Sami Gros)によると、彼女の友人が馬に乗って交通事故にあった経験から、このライトの開発を思い立ったという。
「テイル・ライト・ライダー・システム」は馬の尻尾にLEDライトを取り付けることで、夜間の乗馬でも自動車を運転するドライバーにその存在を伝えることが出来る。
ライトは赤、青、黄、緑、ピンク、白の6色から選ぶことができ、LEDライトはリモコンによる遠隔操作によってON/OFFの操作や明るさの調整、ストロボ発光などが可能となっている。また、電源はバッテリー式で4時間の充電で9時間使用することができるそう。
現在クラウドファンディングサイトの『KICKSTARTER』で事前注文ができるようになっており、価格は125ドル(約1万5千円)。予定通りに行けば、年内の発送予定だそう。
日本では、あまり需要がなさそうだが、ブルーのライトで光る馬は前衛的で妙にかっこいい。
テールライト株式会社は、毎年死傷者が発生している馬と騎手の交通事故をこの商品によって減らすことを目指している。
via:kickstarter(英語)