「エルフの耳」とからかわれイジメられた6歳の男の子 整形手術をする!
2016/10/31
アメリカで、わずか6歳の男の子が美容整形手術を受けたという。
その少年は、ユタ州のソルトレイクシティに住むゲージ・バーガー(Gage Berger)。彼は生まれつき耳が外側に広がるような形をしていたため、同級生から「エルフの耳だ!」とからかわれイジメにあっていたという。
そこで、少年の両親は息子のために整形手術を決意をしたのだ。
手術を担当したのは顔の美容整形を得意とする形成外科医スティーブン・モブレー(Steven Mobley)。少年の恐怖心を和らげるために、持参させたぬいぐるみを抱かせるなど、配慮したうえで外科手術がおこなわれた。手術は2時間を要したが無事に終了。少年は目立たたない耳を手に入れたのである。
子どもの美容整形には、批判的な意見が多いが、このニュースを報じたニューヨークデイリーは、整形外科医トレイシー・ファイファー(Tracy Pfeifer)のコメントとして「子どもの耳の整形手術はわりと頻繁におこなわれます。耳であれば比較的安全な手術で、コンプレックスを抱えた子どもの人生をプラスに変えることができます。」と紹介している。
その子供時代にいじめられた経験を持つ子どもは、その時のトラウマや心理的ストレスによって、大人になった後も人間関係を円滑にできなくなる傾向があるとされる。発達途中にある子どもの整形を積極的にするのはどうかと思うが、確かに精神衛生上プラスになることもあるようだ。