おそらく世界初! ボルネオ沖で双頭のウミウシが発見される!
ボルネオ島沖の海中で珍しいウミウシが発見された。
それは、二つの頭を持った双頭のウミウシ。発見者は、映画会社に勤務しておりプロダイバーであるナッシュ・バイティ(Nash Baiti)。彼が偶然見つけたのである。
このウミウシは、アカフチリュウグウウミウシ(Nembrotha kubaryana)という種類のウミウシで、赤と緑のネオンカラーが特徴的なウミウシである。
発見者のナッシュによると、体長は2.5センチほどだったそう。
こちらが動画:『Borneo From Below: Ep 02 – Teenage Mutant Ninja Sea Slug!』
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ウエスタン・オーストラリア博物館の海洋生物学者でウミウシ専門家であるクレイ・ブライス(Clay Bryce)は、「私は、ウミウシの研究で1万時間以上の時間を水中で費やしてきたが、今回のようなウミウシは今まで見たことがない。」という。
当サイトでも、以前に双頭のトカゲやヘビ、牛は紹介してきたが、双頭のウミウシは、今回が世界初の発見である可能性が高いそう。
(過去記事:『世界でたった4例! 双頭のフトアゴヒゲトカゲが誕生! しかも健康体!!』)
(過去記事:『中国南部で双頭のヘビ(タイワンコブラ)誕生! 大きく成長するよう動物園へ』)
(過去記事:『またまた牛 今度は双頭の牛が生まれる! その確率4億分の1』)
また、双頭になった原因について「先天性異常によるもので、その原因は、遺伝子の異常や、生息地の汚染によって引き起こされた可能性があるという」
ウミウシは、雌雄同体(オスとメスの区別がない生物)で、中には光合成をおこなう種類もおり、多くの謎に満ちた生物なのである。
(過去記事:『藻を食べて光合成をするテングモウミウシ! エサが無くても光合成で半年生きる』)
via:dailymail(英語)