中国人男性フライドチキンの食べ過ぎで胸が女体化！？　成長ホルモン剤が原因か

中国の人民日報オンラインが、フライドチキンの食べ過ぎで、男性の胸が女性のように膨らんだ可能性があると報じた。

その男性は26歳のリー(Li)という中国人男性。彼はある時、自分の胸が膨らんでいることに気づく。

医師に相談をしたところ、彼が大好物で頻繁に食べているフライドチキンが原因である可能性を示唆したというのだ。

男性の胸が女性のように変化する「女性化乳房 」という症状は、ホルモンバランスの乱れや肥満、薬物、過剰のアルコール摂取、腎障害や肝疾患など様々な原因によって引き起こされる。

今回のリーの場合、彼が頻繁に食べていた鳥肉に問題があるのではないかというのである。フライドチキンの材料であるニワトリを短期間で出荷できる大きさにまで成長させるために、成長ホルモン剤が使用されて鳥肉が汚染。その影響が食べた人間の体に現れた可能性があるという。

以前当サイトでは、ケンタッキーフライドチキンに使われるニワトリが、孵化からわずか35日で出荷されるという内容の記事を紹介した（過去記事：『わずか生後35日で出荷！ 英BBCが放送したケンタッキーのニワトリ工場』）。実際、成長ホルモン剤によって汚染された鳥肉は世界中で問題となっている。中国ではケンタッキーフライドチキンやマクドナルドで使用されていた鳥肉から、抗生物質や成長ホルモン剤を過剰に投与されたものが見つかったと報道されたことがある。

今回のケースの真相は明らかになっていないが、そのような危険性があるのは事実であり、リーは医師から、その警告と野菜や果物をバランスよくとるように指導を受けたそうだ。

 

via：人民日報オンライン（英語）

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