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推定年齢150歳以上のガラパゴスゾウガメ、サンディエゴの動物園で永眠

   

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アメリカ・カリフォルニア州のサンディエゴ動物園で飼育していたガラパゴスゾウガメが、先週金曜日(2015年6月19日)に亡くなったとロサンゼルス・タイムズが報じた。

そのカメは「スピード」という名前で呼ばれており、死亡時の推定年齢は150歳以上だった。

推定年齢150歳以上のガラパゴスゾウガメ、サンディエゴの動物園で永眠

こちらが2015年6月19日に亡くなった150歳以上のガラパゴスゾウガメの「スピード」

「スピード」は、以前から関節炎やその他の病と闘病しており、薬物療法や鍼治療、ハイドロセラピー(水の浮力・抵抗力を利用した体に負担の少ないトレーニング法)などの治療法をおこなってきた。しかし、状態の悪化を止めることはできなかった。そして2015年6月19日に安楽死によって、長い生涯に幕を閉じたのである。

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もともと「スピード」は、ガラパゴスゾウガメという絶滅危惧種の保存を目的としてガラパゴス諸島のイサベラ島から連れてこられ、1933年よりサンディエゴの動物園で暮らしていた。

推定年齢150歳以上のガラパゴスゾウガメ、サンディエゴの動物園で永眠

「スピード」は、ガラパゴスゾウガメ絶滅を防ぐために動物園に連れてこられた。

その期待通り、「スピード」はガラパゴスゾウガメの絶滅阻止に貢献した。動物園には他に13匹のガラパゴスゾウガメが飼育されており、今回亡くなった「スピード」を含むこのグループは、90匹以上の子孫を残し、それらの子孫は各地の動物園で元気に暮らしているという。

 

via:LA times(英語)

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