チリのカルブコ火山が噴火! まるで、世界の終りのような景色に
現地時間4月22日の午後6時、チリのカルブコ(Calbuco)火山が噴火をした。
カルブコ火山は標高2000メートル程の火山であるが、その噴火による噴煙は上空15キロまで舞い上がっており、その様子はまさに世界の終りを感じさせる。
チリ政府は直ちに避難命令を発し、噴火地点から半径10マイル(約16キロ)に住む近隣住人1500人が避難しているという。
こちらは、火山から20マイル(約32キロ)の地点から撮影されたえ噴火の様子。
動画:youtubeより『Explosión volcán calbuco』
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25マイル(約40キロ)地点のプエルトバラスからの写真。空高くまで噴煙がのぼっている様子がわかる。
今回噴火したカルブコ火山は、チリで最も危険な3つの火山のうちの一つ
カナダ人で家族とのドライブ中に、この光景を目にした(Mr Moffat)によると、地面がカタカタと振動し、空にはキノコ雲のような噴煙が広がっていたという
突然の噴火に、地面に座り込み泣き叫ぶ人々がたくさん居たという。そのキノコ雲のような噴煙は、住民たちに、より強い恐怖と不安を与えた。
100マイル(160キロ)離れたナウエルウアピ湖からの噴火のようす。
カルブス火山が噴火をするのは 1972年の噴火以来43年ぶりとのこと。
チリ南部では先月にもビジャリカ火山が噴火をし、その時も多くの住民が避難をした。チリ南部の人々の噴火による不安はしばらくの間、続きそうだ。
via:dailymail(英語)